秋を満喫!オクシズ紅葉温泉BBQ焼き芋ドライブの旅

今年の秋はあっという間

 

 最後の紅葉ウィークみたいだったので、土曜休みに慌てて紅葉を…もとい秋のフルコースをエンジョイしてきました。

 

レッツヒルクライム

 

 畑薙はたなぎ第一ダムを目指してドライブスタート。

 

 いつも通り、マイヴェゼルはやや大きめの音楽をかけてご機嫌であります。

 

 土曜の朝7時半なせいか、思ったより車が少なくて快適でした。5時半に起きた甲斐があったぜ。

「もしかして紅葉シーズンもう終わっちゃってる!?」不安に襲われつつも、ヒルクライム開始。

 

 今回は安倍川方面から県道189号線を使って登るルートをチョイス。

 温泉地で有名な寸又峡すまたきょうへ行くには川根本町側(県77号や国362号)から登るのがお勧めです。

 こんな感じ。左ルートが県道77号線、ルートが今回通った県道189号線。

 

 77号線(左ルート)が総合的に一番いい道だと思います。

 正直、こっちのルートは道狭い、舗装悪い、勾配キツイ(最大で多分30%越え)で難ありの走り屋向けルート。ただ77号線は個人的に気に食わないので、回避しました。

 

横沢観光トイレでちょっと休憩。

 

ここは数年前に改装工事を終えてからやたらと綺麗になりました。もちろん、県77号線だと出会えない建物となっております。

 

こんな感じで山道ということを感じさせない、めちゃくちゃ綺麗な施設でありんす。

ヒーター搭載の木造の椅子まで完備。よくこんだけ予算降りたな。

 

 

更に1時間近く車を走らせて、富士見峠に到着。

 標高1000m近くあるので、流石に寒い。奥に見える雪化粧は南アルプスですね。

 眺望はまあまあ。てか手前の木ジャマだな!トイレやハイキングコースがあるので、気分転換や休憩にはいい感じです。

 

 こっから更に走って井川村を抜けて…

 

井川といえば吊り橋

 

※車内でサッと撮影したので画質ボロボロ

 

 井川大橋。車ごと通過できる巨大な吊り橋

 

 眺めもなかなかいいし、渡ってる時の『カタカタカタカタ…』という効果音がなかなかスリリングで楽しいですが、軽以外の車で渡るのはお勧めしません。

 理由は渡った先のT字路がかなり狭く、橋の幅が狭いこともあって内輪差がキツいから。

 

 ここは慣れてないとマジで接触ありえますね。舐めてるとボディ擦るぜ!

 

おまけ 山道の暗黙のルール

 

 慣れと言えば、こういった速度制限がなく、センターラインもない山道の暗黙のルールを一つご紹介。

 

それは『後ろから車が追い付いてきたら、なるはや道をゆずること』

 

 これは教習所では習いませんし、そのような道交法も存在しない(はず)ので山道に慣れてない方は不思議に思った方もいるかもしれません。

 

 センターラインのない狭い山道では、どんなに運転が上手い人であっても追い抜きをすることは極めてリスキー、あるいは無理です。

 このため、後ろから車が来たら、つまり自分より速い車が来たら、なるべく早めに道をゆずってあげるのが暗黙のルールです。

 

 特に、こういった道がながーく続く山中では、積極的に譲ってあげましょう。

 

 十分な道路幅のある区画で、左ウィンカーを出して気持ち左に寄って減速すれば、それはもう嬉しそうに颯爽と抜いて行って39ハザードをしてくれることでしょう。

 

 最近、妨害運転なるものが制定されましたが、これはいわゆるあおり運転に関する法律で、センターラインのない山道で道を譲らなくても、妨害運転には当たらないとは思います。

 

 ただそれでも、早めに道を譲った方が互いに自分のペースで走れることになるので、さっさと譲った方がお互いの快適、安全のためになりますよ。ということです。

 

 ゆずりあい ありがとう

 

 極端な例を挙げるならば、後ろからスポーツカーがものすごいスピードで迫ってきたら、なるはや譲ってください。少なくとも私は何されるか分かったもんじゃないのですぐに譲ります。

 

 人里離れた山道は意外と気楽。歩行者がほぼいなくて注意を払う必要がほとんどないためです。が、代わりに車に対してより気を配る必要があります。

 

目的地の畑薙第一ダムに到着

 

 そんなこんなでトータル3時間くらい走って目的地の畑薙第一ダムに到着。

 

 着いたぞー!

 

 この日は快晴で、最高の行楽日和でした。

 標高700m前後あるので、もっと寒くなるんじゃないかと覚悟してきましたが、お日様パワーであったか快適。

 とりあえず散歩しつつ、写真撮りまくりました。

 

 うーん、ちょっと散り際? ニュースで『見頃を迎えました』って報道されてから行ったから当然なんだけど。恨むぞウェザーニュースの紅葉情報。

 1週間早かったら最高だったかな。 綺麗は綺麗。いい景色です。

 

 

 奥の南アルプスの雪化粧がいい感じです。

 畑薙ダムも圧巻。このサイズのダムを昭和33年に着工して竣工が37年だそうな。たった4年で完成させたと言うんだから驚きです。

 とてつもない金と人材を投じたんだろうなあ。今じゃ考えられないぜ。

 

 ※高さ100m越えだそう。

 目下にそびえたつ超巨大滑り台。足がすくむぜ。

 

通り道の温泉にステイ

 

 満足したので、引き返して途中にあった温泉へ行くことに。

※ドラレコ映像

 ここでも紅葉が麗しい。今日イチで美麗だったかも。でもやっぱ散ってるなコレ。

 

 

 白樺荘しらかばそうに到着。

 こんなとこに温泉宿があるのか!というくらい南アルプスの手前に位置する温泉宿。登山客には有名だと思います。

 マジで山中ど真ん中にありますね。

 

 日帰り入浴は510円。早速いただきましょう。

 

 入ってみた感想

めちゃぬるぬるする。まるでローション風呂。床までヌルヌル。
・湯の温度も42度くらいだったりと、年配の方にも利用しやすい施設だと思います。そんな感じの方がたくさんいました。まるで老人ホーム。
・ゆるキャン11巻の紹介があった。白樺荘が出てたらしい

 

 結構な数の車(2、30台くらい)が来てましたが、見る限り20代はいなかったですね。30代らしき人も私含めて3、4人ってとこでしょうか。

 GWに寸又峡温泉に行った感じだと、あっちは割と若い人が結構きてたんですよねそこまで離れてないのに一体どこで差がついた。

 

 脱衣所が狭かったりと、細かい点はありますが、総合的には非常にいい施設で満足でした。

 建物は綺麗だし、露天風呂の眺望はなかなかだし、空気がうまい。

 何よりこんな山奥にちゃんとした温泉があるということがありがたい。

 

 大満足したので、車で引き返して…

 ここからが本番だ。

 

東屋BBQ開幕…ッ!

 

 さーて、テン上げしたところで秋のBBQ祭と行こうか。

 

 囲炉裏付き東家をお借りして、持ってきた食材で盛り上がります。

 ここもなかなかいい眺めであります。東家の作りはかなりしっかりしていて、のんびりくつろぎながら目の前で肉が焼けます。

 

 火は起きたな! よし! ステーキ、牛豚鳥3点セットとソーセージをぶち込むぞ!

 ジャンジャカ投入しろぉおお!

 

 めちゃうめぇw

 

 眺めよし、味よし、空気よし

 ここも標高700mくらいで結構寒いのですが、囲炉裏パワーでちょうどいい感じになります。

 これを最高と言わずしてなんと言う。

 

本日のメインイベント・焼き芋

 

 そういう訳で前座を終えたので、メインイベントの焼き芋へと移ります。

 これをするために片道3時間かけたんだよ。紅葉はおまけです。

 

 ちっちゃい頃のやり方を思い出しながらトライ。

 

 新聞紙でサツマイモをくるんで、ちょっと水をくぐらせてからアルミホイルで巻いて準備完了。

 そのまま投入。…これ火弱過ぎないか?

「食ってる最中に入れときゃよかったな」などと早くも反省会をしつつも「後悔しても仕方ない。我々はただ前に進むのみ」半ばヤケクソで鉄板洗ってました。

 

 鉄板を洗い終えるとあら不思議。いい感じになってた。焼き芋ってすげーな!

 とりあえず1個見てみようってことで中見てみたら意外といい感じだぞォ!?

 

 味見。パクッ

 

 うめぇw

 

 残り火に突っ込んで放置プレイしただけなのにメチャクチャうまいぞコレ!

 

 一番デカいヤツは中まで火が通っているかどうか…!?

 ま、いいか。行雲流水の精神だぜ! …いざっ!

 

 パカっ

 ウオオオォオオ!

 思った以上にいいアチチチチあちゃちゃちゃちゃっちちアチチあちあち

 早く撮ってたっちゃん!(同行人)

 

 というわけで、たっちゃんと仲良く二等分してハフハフ。

 

 やっぱうめぇw

 

 量多過ぎたw でも全部食ったw

 

 

 ご馳走様でした。

 

 

 そんなわけで以上、オクシズ紅葉温泉BBQ焼き芋ドライブのフルコース旅でした。