諸刃の剣
これから紹介する方法は、あまりに過激なため、前回ボツになった代物です。
前回の記事はこちらからどうぞ
今回は、社会で必要な能力を、ゲームから得てしまう方法です。
これらは、マトモなやり方ではないことを先に述べておきます。
いわばこれらは
『諸刃の剣』
『苦肉の策』
といった類のものです。
ですので、これは対処法というより『そういう考え方もあるのか』程度に見る
もしくは、反面教師的なものとしてご活用ください。
それでは、どうぞ。
・ある対戦ゲームを極める
・ゲームを通じて、他のプレイヤーと交流する
この二つとなります。
では、ゲーム廃人の入り口へといざないましょう。
ある対戦ゲームを極める
対戦型のゲームを、とことん打ち込んで極め、トップを目指すというものです。
“本気”でゲームに打ち込み、向上心を持って真剣に取り組むことで、アスリート精神のような、負けないために必要なものを培います。
やることは具体的に以下のようなもの。
・自分のプレイに改善できる点はなかったかを毎試合、模索、反省する
・自分のプレイを録画、見返して分析、研究をする
・そのゲームのトッププレイヤーのプレイ動画を見て、比較、分析、研究をする
・トップに立つための【自分ルール】を確立する
対戦ゲームのトップに立つ方法4選
対戦ゲームの勝率を上げる方法4選 ともいえます。
ゲームをただダラダラと遊んでいるだけでは、得るものは少ないです。
トップに立つということは、勝つために必要な様々なことなど、貴重な経験や知識を数多く得られるというメリットがあります。
どうせやるなら、全身全霊で打ち込み、ゲームから吸収できるものをとことん吸収してしまいましょう。
では、一つ一つ、ポイントなどを詳しく解説します。
自分のプレイに改善できる点はなかったかを毎試合、模索、反省する
ポイントは以下の2点です。
・満足いく試合だったとしても、反省、改善できる点はなかったかどうか、振り返る。
・責任転嫁は絶対にしない
負けた時は、自分にできることは何かなかったか。と思うことはもちろん
勝った時も、もう少しいい動き、ポジショニングなどがなかったか
と模索して、改善点を見つける、いわば「プチ反省会」を毎試合後に自分の頭の中で開くこと。
そしてここからが重要。責任転嫁は絶対にしないことです。
要は
「人のせい」
「環境、状況のせい」
と、自分以外の人、物、環境に責任を押し付ける行為です。
具体的には以下のようなものです。
『今の試合は味方が弱かったので負けた』
『肝心なところでコントローラの反応が悪かった』
『今のは運が悪かった』
『自分は悪くない』
実際にこれらの要素があった試合というのも、中にはあるでしょう。
でも、それらのせいにして、人間が持っている向上心、学習力という素晴らしい能力を捨てるのは非常に勿体無いです。
自分の努力によって変えることができた要素を振り返って洗い出し、ベストな選択肢を常に模索し、実行できるようにするのが理想的。
中には変えられない結果というのも確かに存在します。
そういった領域ではなく、変えられることを変える努力をする習慣をつけること。
これが肝要です。
あと、コントローラの反応が悪くなったら、買い替えましょう。
自分のプレイを録画、見返して分析、研究をする
そのゲームのトッププレイヤーのプレイ動画を見て、比較、分析、研究をする
自分のプレイを録画して見返してみると、結構色んなものが見えてきます。
やってる時は『最高のプレイができた!』と思っても、見返してみると、重要なポイントをいくつも見落としていたりと
『うわ、誰この下手くそ』
という、岡目八目な感想を抱いたりします。
トッププレイヤーの動画と、自分のプレイ動画と比較するという方法も、自分の課題、欠点が浮き彫りになりやすいので、大変有効です。
録画する際は、コストがかかりますが、録画機材を用意することをお勧めします。
クオリティが高い動画を録画できるだけでなく、パソコンなどに繋いで取り込み、編集する過程で、動画やパソコンに慣れることができ、知識も自然と身につきます。
さらに、これの副産物として、いわゆるYouTubeデビューという選択肢があります。
自分が録画したもので、良さそうなものを編集して投稿してみましょう。
自分が興味を持っていることを発信して、人に見てもらうのは結構大事なことです。
「人から見られている」という意識を持つことで、自分が取り組んでいることにも力が入るし、責任感を持って臨むことができます。
トップに立つための【自分ルール】を確立する
現代ではネット上にあらゆる情報が載っており、それを調べて実行するのが効率の良い上達法になります。
ただ、ある程度まではこれで上り詰められますが、トップに立つためには、それだけでは足りません。
こういった情報は当然、他のプレイヤーも利用してくるし、所詮、情報から何かを得ているだけでは、その情報を書いた人は越えられないからです。
プレイ人口が多く、競争率の高い対戦ゲームは
『これくらいしないとトップには立てない』
というような、いわゆる【自分ルール】をいくつも確立して、他のプレイヤーを出し抜く必要があります。
情報をうまく利用して上達し、それプラス自分で情報を作り出すくらいの意気込みで臨みましょう。
ゲームを通じて、他のプレイヤーと交流する
・SNSなどを用いて、同じゲームをやっている人と交流する。
・複数人のチームを組んで遊ぶゲームで、チームメイトを募って、一緒にプレイする。ボイスチャットをしてみたりする。
といったものです。
これには大きなメリットがあります。
同じゲームをプレイしているという、趣味が同じ人、仲間と出会えることです。
ただ同じゲームを遊んでいるというだけで、強い親近感、仲間意識が芽生えます。
当然、ハマってるゲームであればあるほど、その度合いも強くなります。
コミュニケーションが苦手な人でも、こういった仲間が相手であれば、うまくやっていける可能性は高いと言えます。
しかし、気をつけなければならない点が多いのも事実。
ネットの海にダイブするというのはリスクはつきものですし、注意点も多いです。
特に近年では、SNSでトラブルになったケースなどがニュースで度々報じられてますね。
そして、最大のリスクがもう一つ。
それは、交流した相手が超ド級のゲーム障害者だった場合、それに染まる恐れがあるということです。
これは、仲間と協力するタイプのゲームだと、ありがちなパターンです。
相手がプレイをやめようとしないので、自分もそれに合わせる。
結果、現実の積み上げや、生活習慣に支障が出るというリスクです。
やばいなと思いつつも『それも粋ってもんだ。ガハハ』と耐久レースが始まる。
そういう経験は、一度だけならいいと思います。
初めて夜更かしをした時の、悪いことしてるというあのワクワク感と同じ。
ただ、もし日常化してるのなら、時々でいいので、自分を顧みてください。
終わりに
以上となります。
言うまでもありませんが、この方法はゲーム障害を悪化させる可能性があります。
本来であれば、カウンセリングを受けたり、周りの人を頼ったりする方法を取るのが無難です。
状況に応じて正しくお使いください。ご利用は計画的に。