【ぼっち相席屋】元引きこもりが一人で相席屋に行ってきた

急に無性に行きたくなったので

 

 元引きこもりが一人で相席屋に行ってきました。今回はその体験レポートになります。

 

 

 今回行ったのはいわゆる一般的な相席ラウンジ。

 基本的には 複数 対 複数 の合コンスタイルのお店で、カウンター席で1対1もOKというお店だったよう。

 

 そこにソロで突撃してきたので、そこでの様子を思い出しながら書き綴っていきます。

 

一人で街を散策してたら急にメチャ行きたくなった

 

 連休だし、たまには街でもぶらつこうかなと思い立ち、新静岡cenovaあたり中心にぶらついて街並みを見て回りましたが、満ち足りないので興味のあった相席屋へ行くことに決定。

 

 とこんな経緯です。

 

いざ突入!

 

 あらかじめGoogleMapで目星をつけておいた店の前まで到着。

 

 

いざ突入…ッ!

 

 

とはいかず。

 

 

 今更になって心細さを感じ、躊躇してしまうソロプレイヤーの姿がそこにはあった。

 

 そのまま店を素通り…ッ! 無念のスルー…ッ!

 

 

 その後、やっぱり勇気出して前進だ…っ!と引き返して店の前で…

 

再びお店をスルー

 

 後一つの勇気が持てない…ッ!

 頭の中にファンモンのあの歌詞が流れてくる気がするぜ…。

 

 その後も10分ちょいくらい、一人挙動不審のまま数往復する不審者がいた模様。

 

 

 

 落ち着け…落ち着け…、ここでやめたら男がすたる…。

 

 こうして男は意を決して一歩を踏み出した。

 

入店直後に待ち受けていた先制攻撃

 

いざ入店…ッ!

 

 早速、いかにもなフォーマルな装いの男性ウェイターがお出迎え。説明を受けることに。

 

 

 この手の店では「ウェイターが一番のイケメンだった」という悲痛な感想も聞かれますが、この店も御多分に洩れず、まさしく二枚目でした。

 

 早くも私の知らない世界を存分に見せつけられた気がしました。ヒュウ!男前!

 

 

 そんな感想を抱いてるのも束の間

 

おひとり様ですと大変お待ちいただくことになりまして、ずーっと待ち続けることもあるかと思いますが、宜しいでしょうか

 

 

 と、さんざん哀れみの言葉をかけていただきました。

 

 これはなかなか粋な歓迎じゃないか…。

 申し訳なさそうなトーンで丁寧に説明してくれてとても感動しましたよ。

 

 で、

『うるせえ!今日はハナからそのつもりだ!』と心の中で呟きつつも承諾。

 周りのテーブル席は男女の喧騒が溢れる中、カウンター席にぼっちご案内。

 

 

開幕バトル!いきなり弄ばれる!

 

『30分くらい待つのかなあ。まあいいや、どうにでもなーれ

と待っていたら、5分くらい経ったところでウェイターが見るに見かねたのか声をかけてきました。

 

お一人の方のお席はご用意できないのですが、二名様の席でしたらすぐにご案内することができます。そちらでよろしいでしょうか?

 

 どうやら二人組の席ならすぐに案内できるとのこと。

 ある予感が頭をよぎりましたが、待ってても仕方がないし、初体験だし当たって砕けろだぜ!と了承。

 

 そんなわけで1組目の相手はタッグ。こっちはソロのハンデ戦となりました。

 

 

 

 相手方は年上、30代半ばの二人組

 麗しきお姉様方です。

 

 それでは対戦よろしくお願いします。

 

(対戦中…)

 

 陰キャコミュ障シラフにはちぃとばかし荷が重かった。

 

 最初は雰囲気に飲まれて言葉が出てこねぇ!

 

 話が盛り上がったとはお世辞にも言えず、年上のお姉様方に散々フォローしてもらいました。フォローってか弄ばれてたな。

 最初なんて「大丈夫?なんか飲みなよ」と心配される始末。

 

 結果的には緊張をほぐしてくれた形となりました。

 お礼とばかりに有料メニューを数点遺して終了。

 

 その時はわけ分からないまま終わりましたが、やけに早い時間にウェイターから「男性の方お時間になりますので…」って言われてました。

 

 つまりそういうことなんだろうなぁ。

 

 何はともあれ、対戦ありがとうございました。

 

勃発!タイマンバトル!

 

 再びカウンターでぼっちタイムを満喫することに。

 

 早くも初戦の反省会をしつつ、メニューを眺める。

 

 ふぅ…。あー、なんかめちゃ落ち着くな。

 慣れた環境に逆戻りしたのですっかり落ち着きを取り戻しました。

 

 

 と思いきや、またまた5分くらいしたらウェイターから申し出が。

 しかも今度のお相手は一人!

 

キタ━━ヽ(*・∀・*)ノ━━!!

 

 即快諾し、タイマンバトルが勃発!

 READY TO FIGHT 

 

 

 綺麗なお姉さんが真っ赤になった私の隣に座り、デュエル開始。

 

 今度は20代の方のよう。

 よっしゃ!今度は入ってるし、さっきの反省を生かして攻めにいくぞ!

 

 てな意気込みでしたが、相手はこちらにまったく興味がなかったのかそっぽ向いてました。

 

 

 いつもの陰キャの私であれば険悪ムードで即終了する場面でしたが、この日は違うぜ!

 よーし、そっちがその気なら、俺に振り向かせてやろう。覚悟いいな?

 

 

 

 

 

「そろそろ帰ります」
席を立った艶やかな女は一直線に店の出口へと向かっていった。
男もそれを追うようにレジへと向かったが、光の速度で会計を終えた女は闇夜へと消えていく。
二人が再びめぐりあうことはなかった。

 

 いや、まあ、その、そんなに悪くなかったよ、うん。

 

 1組目で緊張がほぐれていたのもあって、気分が乗っていたこともあったから質問も結構したし、話も聞いたし、コイバナもしたし、仕事の話もしたし。

 

 コミュ障陰キャにしては頑張ったよ。うん。というか知らない女性と二人きりでまともに話したの初めてなんだよ勘弁してくれよ。

 

 まあまあうまいこと話せたし、なんだかんだ1時間近く話してたし、目も数回合ったし、目的は達成しました。

 

 それなりに楽しめたので、そのまま退店。

 

 とりあえず、ぼっち相席屋は何の成果も得られませんでした一定の成果は得られました。

 

 帰り道で

『この相席屋にソロでくる女子っているのか…?つまりこれはそういうことなのか…?

という疑問と格闘の末、人のこと言えないし、そういう人もいると納得して完結しました。

 

結果発表ーー!!!

 

 2戦0勝2敗2KO.

 10,050 EXP.

 お会計 5桁円(2時間弱 相席料金10分500円の料金)

 

 初体験だったのもあり、レベル差補正ボーナスでだいぶ経験値を稼げました。はぐれメタル一匹分くらい。

 

 

 当たり前ですが、ソロで行くのはメチャクチャ勇気がいりますいやホントもう冷や汗止まんなくて発作が起こりそうなくらい。

 

 人間って信頼できる友達がいると全然違う生き物になるんだなぁということを再認識できました。

 

 これを糧に飛躍することを強く誓ったのであった。

 

 

 まあ一人で行く場所ではないな、ココ。

 

 

結論

相席屋は二人で行きましょう