フリック操作なんて吹っ飛ばせ!
現代ではスマホさえあれば大抵のことはできる時代。仕事も娯楽もこれ一本で十分という潮流になりつつあり、キーボードを使ったタイピングはというとWindows全盛期は何処へやら、すっかり閑古鳥が鳴いている…っ!
という勝手なイメージを抱いている今日この頃です。
それでも、まだまだWindowsパソコンを使っている職場、特にWordやExcelでデータ入力をしているところは多いことでしょう。
そこで今回は
という方向けに、最速で上達できる方法を簡潔にご紹介します。
【結論】ひたすらタイピングゲーム&実務
結論から言うと令和になった現代においてもタイピングゲームが最強です。
実務も織り交ぜつつタイピングゲームをやればやるほど上達します。
ホームポジションとか理屈とか、こまけえこたぁいいんだよ!ってくらい、初心者でも上級者でも、とにかくこれやれば上達します。
0.ホームポジションを覚える
初心者の方は、何もないところから始めるのはさすがにイライラするのが目に見えているので、タイピングゲームを快適にプレイするためにホームポジションだけは覚えておくのが無難です。
長々と書くのは面倒なので簡潔に説明します。
1に親指、2に人差し指…と指を軽く置いて担当するキーを色分けした枠のように割り振ります。枠外のキーはなんでもOK。
あとは10本の指で役割分担して打っていくだけ。とっても簡単!
こんなもの必要ないと考える方は、割り振りをカスタマイズしたり、我流でも全然OK。タイピングゲームで速く打とうとしているうち、自然と打ち方なんて最適化されるからです。
1.タイピングゲームをやりまくる
早速、無料でできるおすすめタイピングゲームをご紹介します。以下はすべて、インターネット環境と対応ブラウザがあればプレイできるものです。
これを一日30分、15分でもいいので習慣化すればあっという間に上達できます。
また、対応ブラウザであればスマホでも問題なくプレイできます。詳しいやり方は別記事にまとめました↓
寿司打
現在においても高い知名度と人気を誇るタイピングゲーム。
ミスなしで打ち続けると気持ちいいSEと共に制限時間が延長されたりと、ゲーム性に優れていて中毒性があるため、楽しみながら上達できます。
無料タイピング教材 | マナビジョン|Benesse
あのベネッセが提供する、無料タイピング教材。
初心者向け。ホームポジションを覚えるのには良いかと思います。
ブラウザ版 タイプウェル国語R ※非公式
TypeWellは、400打を打ち切るまでのタイムを競うシンプルな老舗タイピングゲーム。今から20年近く前に熱狂的なタイピストを多数輩出した殿堂入りサイト。こちらはその非公式のローマ字入力版のようです。
なんといってもテンポ、レスポンスの良さと、無駄を極力はぶき、タイピング上達に必要な要素のみで構成されたシンプルなデザインが特徴で、休みなくタイピングすることになるため最も効率のいい練習ができます。
これをやるだけでマジでタイピングが速くなります。やればやるほど、努力すればするほど結果が出るのが現代企業と違ういいところです。
残念ながら公式サイトは何年か前にあえなく閉鎖してしまったようです。
現在は “TypeWell” で検索すると一番上に出てくるこのサイトで、TypeWellの雰囲気を味わうことができます。
こちらのサイトは機能は本家よりも少ないですが、それでも上達するには十分なクオリティだと思います。
速度と正確性 どちらを重視すべきか
正確性と速度のどちらを重視するかですが、練習するときは例え正確性を犠牲にしてでも速度を重視した方が上達は早いです。
もちろん正確性も大事なのですが「速く!もっと速く!」と常にせかして脳と指に適度な緊張とストレスをかけた方が、タイピングの基礎と運指テクニックをより効率よく身につけられます。
「そんな練習をずっとやってれば仕事の正確性に支障が出る」と考えた方もいるかもしれませんが、心配無用です。
キー配置と運指をちゃんと覚えられていれば、正確性なんて後からついてきます。あとはお仕事モードの時は少しセーブして確実に打つようにすればいいだけです。
また、ブラインドタッチが完全に身につくと、例えタイプミスをしても指の感覚で一瞬でミスに気づけるし、画面をずっと見たままなこともありミスした箇所はまず見落とさなくなるので、タイプミスを気にする必要はなくなります。
ただし、当てずっぽうで10本の指で叩きまくるのはズルいのでダメです。これだといい練習効果は得られません。特に始めたてだとやりがちなので気をつけましょう。
目安として、練習中であっても正打率90%以上を心掛けましょう。
2.実践あるのみ
ホームポジションが身に付いたら、あとは実践あるのみです。
仕事で思う存分成果を試しましょう。また、仕事も練習の機会にしちゃいましょう。
先に記した通り、タイピングはタイピングゲームをやればやるほど、仕事で打てば打つほど上達します。
速度を意識して、ひたすらタイピングする楽しさを噛み締めながら打ってみればあら不思議、これであなたも職場のエース。